サービスルームやDENってどんな部屋?用途は? 

サービスルームやDENってどんな部屋?用途は? 


間取り図の「S」や「DEN」の意味

賃貸住宅の間取り図を見ていると、「S」とか「DEN」といった略語に出くわすことがあります。「S」はサービスルームの略語で、「DEN」は「巣窟、栖」を意味する英語から来ている不動産用語です。どちらも建築基準法第28条で規定された居室としての要件を満たさない小部屋を指しますが、実質的な違いはありません。因みにサービスルームは日本風に「納屋」と呼ばれることもあり、その略語として「N」と表示されたりします。また「S」でなく、「SR」と表示する間取り図もあります。その一方で、サンルームを「SR」と表記する間取り図もあるので、混乱するかもしれません。このサンルームとは、太陽光を多く取り入れるために壁や天井をガラス張りにした部屋のことです。

「狭くて暗い部屋」ならではの使い方

サービスルームには、窓がないか、設置されていても小さくて太陽光を取り入れるには不十分な大きさしかありません。狭くて薄暗い部屋といった感じです。そのため収納スペースとして活用されるケースが多いようです。確かに直射日光が当たりにくいという点では、衣類などの保管に適しているでしょう。一方で、通気性が悪い場所でもあるので、湿気対策が課題になります。その他、書斎にしたり、趣味のための部屋に使う人もいます。例えば、筋トレや楽器の練習、カラオケ、プラモデル作りに打ち込みたい時、こうした小部屋があると便利ですね。尚、サービスルームにはコンセントが設置されていない部屋もあります。部屋の採光が悪い分、電源の確保や冷暖房対策を考える必要があるでしょう。

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